スペシャルコラム vol.1「キス」

kiss

はじめてのキスで、大体の事がわかる

Yuzu  : 「はじめてのキスで、大体の事がわかる」って話題になったよね。2人で(笑)。

Toma :  そうそう、はじめてのキスで、運命のヒト……いろんな気持ち共有できるヒトか、合わせる努力が必要なヒトか、こりゃだめだ The End か。なんか感じとれるよねぇ。

Yuzu  : 瞬間的にわかるよね。

Toma : 唇の感触とか、強さとか、吸われ具合とか、リズム感とか、ペースとか、手をどこにどんな風に置くかとか、キスの後の目線とか。そんなのを2人ともがここちよく味わってるキス、初めてで繰り出されたら、もうイチコロですなぁ(うっとり)。なんどもしちゃうよね、行かなきゃ行けないのにまたしちゃうよね。

Yuzu  : どういうキスが好き?

Toma : 音楽! BGMがオートマチックに流れるキッスがいいです!

Yuzu  : その瞬間、映画みたいに音が頭の中に鳴り響く。

Toma : それ、それだよ〜。何度思い出しても、その曲と、感触がよみがえってくるキス。

Yuzu  : どんな曲がいいの?

Toma : わたしはね、リッキー・リー・ジョーンズ。はじめて、ブラジルのサルヴァドールで聴いて、ぐっときて。すぐいただいたアルバムなんだけど。ゆづちゃんは?

Yuzu  : シャルロット・ゲンズブールかな。もっとロックな時もある。

Toma : あの、エッチなやつね…ふふふ。そういう感じね。うふふふふふふ。

Yuzu  : Master’s Hand。Mなので(笑)

Toma : そうそう、あなたM(笑)。 わたしはね〜、My One And Only Love。はぁ〜。あの曲思い出すだけでうっとりしちゃう。 あ、ロックなのは?

Yuzu  :  ジャパニーズなロック。椎名林檎とか。イエモンとか。ここでDeep perpleとかだったら笑えるでしょ(笑)。

Toma : わたし、けっこう、リッキー・リー・ジョーンズに限られるかも。その曲初めて聴いたサルヴァドールは、南米一周のハネムーンの締めの街だったのよ。旅のクライマックス。街自体がすでにロマンチックだしね。そういうのとリンクして、ロマンチックなときは、あの曲に帰る。

Yuzu  : ロマンチックなのいいね。私は「ドラマチック」かな…日本のドラマ的な。そういう意味だとPerfumeとかもある(笑)Sweet Refrainとか。
Toma : なんかさ!はじめてって一回しかないんだよ!あなた、多くない?キャラ的にわたしの方が多そうなのに(笑)。

Yuzu  : あははは(笑)。すべて妄想の話です。妄想妄想。虚構ですから。

Toma : だめ!ここは真剣に話すのよ!(笑)。

Yuzu  : メドレー。一人FUJI ROCK

Toma : (笑)うまいこといいますね。さすがP。

ゆずケーキ

Yuzu  : わたしは音楽より言葉が溢れるかな。流れるというか。

Toma :  例えばどんな言葉?自分発信の言葉?

Yuzu  :  散文。誰かの名言ではなく、受け取った情報や状況を整理しようとして頭が働くんだと思う。こういうキスだった、こういう気持ちだった、こういうシーンだった。…っていうのが、出来上がった文章で流れて来る。口述筆記みたいな感じ。

Toma : はぁ〜、なるほど。すごくよくわかった。だからあなたで、だからわたしだ。わたしはね、空気感そのもの。音楽、香り、色、情景、温度、感触、そんなのがぶわ〜って蘇るタイプ。

Yuzu  : わたしはビジュアルとか感覚も、全部「言葉」なんだよね。言葉にしないと理解できないみたいで。あとは、異様なまでに言葉フェチというか、執着があるんだと思います(笑)。

Toma : こっちは全て「画」だよ。そのときどきのシーンが、立体的に視覚、嗅覚、触覚ふくめてインプットされて、BGMまでついて、たぶん……けっこう美化されてる(笑)。「4D+妄想」だよ。それが、あんまりすてきだから、言葉にしたくなる。それだな、わたしが本を書くのは。

Yuzu  : しゃべる時も、情景を思い浮かべながらしゃべってるもんね、とまちゃんは。私は多分、他の人が頭の中みたらびっくりするレベルで、言葉の渦。だから書く時は「既に完成してる物語を引っ張って来て書いてる」ってことになる。

Toma : うわ〜、ほんとに正反対(笑)。こちらはね、頭の中が「4D+妄想」なのを、なんとか伝えるためにPCに向かって「言葉」というツールを使って整理する感じ。先のみえない書き出しがほとんど。わたしたち、魂の根幹や、バイオリズムは、ほんっとびっくりするくらい一緒だけど、アウトプットは正反対でしょ、常に。そこがおもしろいんだけど、今、その理由がよくわかったね。

Yuzu  : ああ、でも、混乱している場合は、整理する為に書くよ。あと、一度完成したものをアウトプットした後、反芻して「あ、分析違ってたな」っていう事もある。

Toma : わたし、混乱してるかどうかも、書いてみないと実はわかってない(笑)。

とまケーキ

Yuzu : じゃあ、とまちゃんにとって「キス」って何?

Toma : そんな〜、こと言われると、うっとりしちゃうじゃないの(笑)。わたしにとって「キス」はね、「最高の癒し」。

Yuzu  : 癒しって感覚だと「ハグ」だなぁ。私にとってキスは「するもの」じゃなくて「受け取るもの」。恋愛関係では犬だから(笑)「愛してる」って言葉を貰うのと同意義のもの。スタンプ的な。だから、キスは「癒し」というより「安心」に近い。

Toma : 安心して、ココロがほぐれたとき、「癒し」って感じない?

Yuzu  : 癒しかぁ。まず、恋愛において「癒されたい」と考えないから…そんなの、おこがましいです!って気分。とにかく「癒したい」と思う。相手に「癒された」って言われると、任務を全う出来たという意味で「ありがとうございます!」って(笑)それが喜び…。キスがそれに含まれるなら、します。

Toma : ひ、ひえ〜どM!!(笑)わたしはね、「癒したい」し「癒されたい」よ。

わたしさ!唇崇拝くらいの勢いで、キスで相性感じるのね。キスでココロ解放されるし、キスでパワーもらうのね。すごくすてきな気分。だから、相手にも味あわせてあげたい。

Yuzu : キスで相性という意味では…キスされてから飼い主を決める(笑)。ということでイイデスカ?

Toma : イ、イイデス(笑)。わたしね、初め羊肉が好きじゃなかったの。でも、モンゴルで最っ高においしい羊焼き食べてから、もう、どんな羊肉も好きなの、その思い出にひきずられて。キスも、きっとすんごいのにあたったら、クセになってるんだろうな〜(笑)。

Yuzu  : 羊肉(笑)。多分「羊を好きになって」と言われても、素晴らしさを体感しないと好きになれない。「キスは大切なものだから大事にしてください」とお願いされたとしても、変わるもんでもないわけで、そこには体験が必要なんだよね。「大切にしたいな」と体感しないと。

Toma : つまりそれは、今、最高の体験を得た、ということですな。よかったよかった(笑)。

Yuzu  : いやいや、だから虚構ですから♡

ゆずケーキ2